日本における起業事情

日本における起業事情

職場のホワイト化で人材不足問題に取り組む福岡市の社会保険労務士事務所です。仕事のコンセプトは『感動経営』の実現。採用のミスマッチを減らしたい、パワハラ・セクハラ・メンタルヘルスの対策をしたい、モチベーションがあがるチームビルディングをしたいといったご相談を受け付けております。人が幸せになる職場を目指す人事労務管理と職場環境改善のコンサルティングオフィスです。☆無料でお試しできます。⇒「助成金診断」「適性診断」「メンタルヘルスチェック」

日本の起業事情について

【日本の起業意識は世界最下位】

 

 日本の起業意識は世界で最も低い―。世界の大学・研究機関で作るグローバル・アントレプレナーシップ・モニター(GEM)が世界69カ国・地域で実施した2012年度版「起業家精神に関する調査」で、こんな実態が浮き彫りになった。

 

 無作為に抽出した調査対象者のうち、ビジネスを新たに始めたか、準備中と答えた人の比率を基に「起業活動指数」を作成。世界中、同じ条件で調べたところ、日本は4%と世界最下位だった。アジア主要国で見ても最も高いのはタイで、中国、シンガポール、台湾、韓国、日本の順だった。

アジア主要国/地域企業活動指数

 

 先進国は企業数が多く雇用の受け皿が整うため、指数は低くなる傾向がある。だが日本の場合は自信のなさも世界で際立つ。起業に必要な知識や能力、経験が「ある」と答えた人はわずか9%。こちらも世界最低だ。

 

 日本の調査を担当した経済産業省新規産業室は「日本は大企業が人材を抱えていることもあり、起業を身近なものとしてとらえにくい」と指摘する。国内は成熟してもアジアでのビジネス機会は多い。人材流動化を促すなど起業しやすい環境づくりや挑戦する風土を築くことが欠かせない。

 

挑戦促す環境づくり重要です。

(日経新聞2013年5月16日付記事紹介)