現金給与総額データ

現金給与総額データ

厚生労働省が発表している毎月勤労統計調査による現金給与の支払総額のデータを載せています。職場のホワイト化で人材不足問題に取り組む福岡市の社会保険労務士事務所です。仕事のコンセプトは『感動経営』の実現。採用のミスマッチを減らしたい、パワハラ・セクハラ・メンタルヘルスの対策をしたい、モチベーションがあがるチームビルディングをしたいといったご相談を受け付けております。人が幸せになる職場を目指す人事労務管理と職場環境改善のコンサルティングオフィスです。

現金給与総額データ

厚生労働省が毎月取りまとめている毎月勤労統計調査(速報値)より現金給与総額の公表内容を掲載しています。

 

毎月勤労統計の速報値は調査対象にパート労働者の数が少なく、数字が実態よりも高く出やすいのが特徴です。
■2014年10月の給与総額は0.5%増

 

実質賃金は2.8%減

 

パートを含む労働者1人が受け取った現金給与総額の平均は前年同月より0.5%多い26万7935円となり、8カ月連続で増えた。物価上昇による目減り分を考えると、実質2.8%減と16カ月連続のマイナスだった。

 

物価の上昇に賃金の伸びは追いついていないが、マイナス幅は2カ月連続で縮まっている。

 

従業員5人以上の事業所を調べた。
ベースアップの広がりで、基本給を示す所定内給与は0.4%増と5カ月連続で増えた。
残業代など所定外給与も伸びた。現金給与総額は正社員などの一般労働者が0.6%増えたのに対し、パート労働者は0.3%減った。

 

業種別の現金給与総額をみると、郵便局など複合サービス業が5.9%増えたほか、学術研究(4.5%増)が好調だった。製造業も1.7%増えた。

 

日経新聞2014年12月2日記事より