自動車業界の人事労務管理事情

自動車業界の人事労務管理事情

自動車業界各社の人事労務管理に関する話題を載せています。職場のホワイト化で人材不足問題に取り組む福岡市の社会保険労務士事務所です。仕事のコンセプトは『感動経営』の実現。採用のミスマッチを減らしたい、パワハラ・セクハラ・メンタルヘルスの対策をしたい、モチベーションがあがるチームビルディングをしたいといったご相談を受け付けております。人が幸せになる職場を目指す人事労務管理と職場環境改善のコンサルティングオフィスです。

自動車業界に関する人事労務管理の話題

■トヨタ

 

【生産現場では育児中は夜勤なし】

 

『仕事と両立を後押し』

 

トヨタ自動車は2013年9月から、生産現場で働く育児中の従業員を対象に夜間勤務を免除する制度を導入。

 

勤務時間を早朝から夕方までの日中の勤務に限定し、仕事と子育ての両立を後押しする。

 

安倍晋三首相が子育て支援を成長戦略の柱に据えており、呼応するように産業界で子育てがしやすい仕組みを取り入れる例が広がっている。

 

トヨタの新制度は就学前の子供を持ち、他に世話をする家族がいないことが条件。

 

男女を問わず、子供が就学するまで利用できる。

 

生産現場は日勤と夜勤の2交代制が中心。夜間の託児施設を探すのが難しかった。

 

日勤でも勤務先に託児施設がない場合、保育所が開くまでの早朝の時間帯にベビーシッターを雇う費用を一部補助することも検討している。

 

トヨタは子育て中の従業員向けに短時間勤務などを導入している。

 

同社では1000人以上の女性が生産現場に勤務しているとみられる。

 

日経新聞2013年6月6日記事より抜粋

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